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ランチタイム
「食え」
「……嫌だ」
「食え」
「…嫌だ」
「食え!」
「嫌だ」
ーーーーこんな押し問答が、先程から数分間。
場所は、日曜正午の笹川家のダイニング。
机の上に置かれた昼食を目の前に、睨み合う二人の男がいた。
「何でお前は肉を残すんだ!だからそんなに細っこい体になるんだ!」
ばぁん!と盛大に音をたてて片手で机を叩き、片手に握りこぶしを作りながら熱弁をふるうのは、笹川了平。その皿に残されているのは昼食のトンカツの横に添えられているサラダ。
「じゃあ了平は何でサラダばっか残してんのさ。だからそんなに暑っくるしい顔になるんだよ」
そして、そんな了平を尻目にすました顔をして目線を逸らしているのは雲雀恭弥。その皿に残っているのは一切れも手をつけていないトンカツ。
両者、どちらも引く様子はなかった。
「恭弥」
ふと名前を呼ばれて顔を了平の方に向ければ、すぐ側にある了平の顔。その顔にいつもの極限とばかり叫んでいる男の覇気は無く、何か心配があるかの様な、少しの弱みを滲ませた表情だった。
「分かってるのか?心配しているんだぞ、オレは」
「…っ」
滅多にこんな真面目な顔をしたりしないから、どうしていいか解らなくなる。赤くなる顔を背けようとすれば、それは了平によって阻まれてしまう。
雲雀の耳の辺りに添えられた了平のごつごつした手にはふわりと絡む、雲雀の黒髪。
「了平だって…サラダ、食べてない」
(僕だって、心配してるのに)
そう口に出して伝えればいいのに出来ないのは、どうしても恥ずかしさが先に立つから。いつも真っ直ぐにものを言う了平とは決定的に違う"差"。
「じゃあ…」
ぽそりと一つ言葉を零すと、雲雀は絡んでいた了平の手の平から逃れてフォークを持った。ざく、ざく、と手頃な野菜を突き刺し、それを了平の口元に運ぶ。
「恭弥?」
「…了平が、食べたら。僕も食べるよ」
そう言った雲雀の顔はほんのりと赤く、了平はにこりとしながら、
「お安い御用だ」
そう言って、雲雀の手からサラダを口にした。
そして、同じ様に了平の手から雲雀がトンカツを口にするのはその数分後。
◇◇◇
私が一番初めに書いた了ヒバがこれだったわけですが(とあるレアモノと等価交換だった)、それこそ凸からの情報だけで書いたらこんなふうに。いまでは考えられないような雲雀がいるよ、凸…!!
しかしここに書き込みするのも久々だなぁ…。
「……嫌だ」
「食え」
「…嫌だ」
「食え!」
「嫌だ」
ーーーーこんな押し問答が、先程から数分間。
場所は、日曜正午の笹川家のダイニング。
机の上に置かれた昼食を目の前に、睨み合う二人の男がいた。
「何でお前は肉を残すんだ!だからそんなに細っこい体になるんだ!」
ばぁん!と盛大に音をたてて片手で机を叩き、片手に握りこぶしを作りながら熱弁をふるうのは、笹川了平。その皿に残されているのは昼食のトンカツの横に添えられているサラダ。
「じゃあ了平は何でサラダばっか残してんのさ。だからそんなに暑っくるしい顔になるんだよ」
そして、そんな了平を尻目にすました顔をして目線を逸らしているのは雲雀恭弥。その皿に残っているのは一切れも手をつけていないトンカツ。
両者、どちらも引く様子はなかった。
「恭弥」
ふと名前を呼ばれて顔を了平の方に向ければ、すぐ側にある了平の顔。その顔にいつもの極限とばかり叫んでいる男の覇気は無く、何か心配があるかの様な、少しの弱みを滲ませた表情だった。
「分かってるのか?心配しているんだぞ、オレは」
「…っ」
滅多にこんな真面目な顔をしたりしないから、どうしていいか解らなくなる。赤くなる顔を背けようとすれば、それは了平によって阻まれてしまう。
雲雀の耳の辺りに添えられた了平のごつごつした手にはふわりと絡む、雲雀の黒髪。
「了平だって…サラダ、食べてない」
(僕だって、心配してるのに)
そう口に出して伝えればいいのに出来ないのは、どうしても恥ずかしさが先に立つから。いつも真っ直ぐにものを言う了平とは決定的に違う"差"。
「じゃあ…」
ぽそりと一つ言葉を零すと、雲雀は絡んでいた了平の手の平から逃れてフォークを持った。ざく、ざく、と手頃な野菜を突き刺し、それを了平の口元に運ぶ。
「恭弥?」
「…了平が、食べたら。僕も食べるよ」
そう言った雲雀の顔はほんのりと赤く、了平はにこりとしながら、
「お安い御用だ」
そう言って、雲雀の手からサラダを口にした。
そして、同じ様に了平の手から雲雀がトンカツを口にするのはその数分後。
◇◇◇
私が一番初めに書いた了ヒバがこれだったわけですが(とあるレアモノと等価交換だった)、それこそ凸からの情報だけで書いたらこんなふうに。いまでは考えられないような雲雀がいるよ、凸…!!
しかしここに書き込みするのも久々だなぁ…。
03/10(Fri) 08:00 [ Trackbacks: 0 | Comment: 1 | 編集 ]
temperature…@凹
目を覚ませば、隣にはあたたかな温もりがあった。
それは太陽のような明るさと、春風のような柔らかさと、夏に咲く向日葵の様な力強さを持っているあたたかさだ。
そんなぬくもりを感じながら、雲雀はまた、ゆるりとした動作で了平の胸元へと身を寄せた。
「…恭弥?どうした?」
「…別に…。ただ」
寒いだけだ。
そうぽつりと呟いて、雲雀は目を閉じる。
「そうか」
そしてまた了平も、それだけ呟いて雲雀の肩に腕を回して引き寄せ、そのごつごつとした荒々しい指で、雲雀の柔らかな髪を梳くように撫でた。
言葉は、要らなかった。
了平は、雲雀が抱き締めて欲しい時に抱き締めてくれと言えない、不器用な甘え方しか出来ない事を知っていた。
そして雲雀も、不器用ながらも自分自身が了平にしか甘える事が出来ない事を知っていた。
ふたりは、ひとつなのだ。
*****
うっかり某サイト様の新作SSに涙し(またか!)、うっかり触発されて、うっかり書いてしまった代物です(うっかりて)お蔭様でいつもと作風も文体も違う違う!(笑)
こんなカユい了ヒバでごめん凸さん…。
02/02(Thu) 19:30 [ Trackbacks: 0 | Comment: 0 | 編集 ]
15……@凹
15年。
それだけ長く、ずっと一緒にいた。
だれよりもそばで。
…だれよりも、とおくで。
*****
デコさんがもっち+了ヒバ幼馴染み設定推奨とおっしゃったので、自然と私もそうなったりします(復活カプ設定の情報源がデコしかいない為)昨日、「リボンサイト徘徊してんの?」と大層疑わわれたんですがしてませんよー。徘徊してんのは某兎と黒猫ですから(笑)
私の掃きだめ企画に乗ってくれたデコさんありがとうー!メイン封じされてもあたし頑張る(笑)
それだけ長く、ずっと一緒にいた。
だれよりもそばで。
…だれよりも、とおくで。
*****
デコさんがもっち+了ヒバ幼馴染み設定推奨とおっしゃったので、自然と私もそうなったりします(復活カプ設定の情報源がデコしかいない為)昨日、「リボンサイト徘徊してんの?」と大層疑わわれたんですがしてませんよー。徘徊してんのは某兎と黒猫ですから(笑)
私の掃きだめ企画に乗ってくれたデコさんありがとうー!メイン封じされてもあたし頑張る(笑)
01/26(Thu) 14:15 [ Trackbacks: 0 | Comment: 1 | 編集 ]
移行完了@凸
ふっふっふ。これで思う存分叫べます。
今までもらったSSもアップしていこうと♪
朝になったら出勤途中のボコさんにメールせねば…すまんな独断で。
でもこの企画の言いだしっぺは彼女です。名前も。愛い奴め。
しかしブログってのは書き込みひとつするにしても
色々やることが多い!設定とか!もうアタフタです。
ボコはだいたい携帯からだろうけど頑張ってね、私の為に。
しかしここまで私の萌え通りだと自作自演と思われそうでなんだな。
ボコさんはリボンサイトとか徘徊してんの?
今までもらったSSもアップしていこうと♪
朝になったら出勤途中のボコさんにメールせねば…すまんな独断で。
でもこの企画の言いだしっぺは彼女です。名前も。愛い奴め。
しかしブログってのは書き込みひとつするにしても
色々やることが多い!設定とか!もうアタフタです。
ボコはだいたい携帯からだろうけど頑張ってね、私の為に。
しかしここまで私の萌え通りだと自作自演と思われそうでなんだな。
ボコさんはリボンサイトとか徘徊してんの?
01/25(Wed) 03:52 [ Trackbacks(-) | Comment: 0 | 編集 ]
ふれるてのひら……@凹
冬のてのひらは嫌いだ。
触れられると、ひやりと冷たくて。
触れられると、かさついていて痛くて。
それなのに、そんなてのひらに触れられるとあたたかくて。
触れられると、しあわせで。
*****
了平の手はカサカサだと思いますがどうですか凸さん。交換日記のくせに、あたしばっかりで淋しいんですがどうですか凸さん。
触れられると、ひやりと冷たくて。
触れられると、かさついていて痛くて。
それなのに、そんなてのひらに触れられるとあたたかくて。
触れられると、しあわせで。
*****
了平の手はカサカサだと思いますがどうですか凸さん。交換日記のくせに、あたしばっかりで淋しいんですがどうですか凸さん。
01/25(Wed) 00:00 [ Trackbacks(-) | Comment: 0 | 編集 ]

